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歯周病の検査、診断と治療 台東区上野でインプラント、入れ歯は福山歯科医院
歯周病の治療案内


歯周病検診の意義

 歯周病は初期の段階から20年、30年かけて進行して行きます。痛みが出るような状態は、相当進行した段階で、そのころに気が付いて治療しても手遅れになる場合も少なくありません。まず歯周病に関する正しい知識を身につけて下さい。歯周病予防に取り組む姿勢を持って頂くことが、歯周病検診の重要な役割の一つです。


検査・検診
診断と治療計画
1、問診
2、歯周ポケットの検査
3、レントゲンの検査
4、清掃状態の検査
5、口腔内写真
6、噛み合わせの検診
歯が残るか
どのような治療法があるか
各々の治療法の長所・短所
その歯の将来は
治療期間について
治療費用について


1,問診(日常生活で気になる症状をお聞かせ下さい。)

 歯周病は生活習慣と密接に関係しています。「一日の歯磨きの回数」や「一回の歯磨きに要する時間」は、重要な点です。特に喫煙は、歯周病を悪化させる原因の一つです。また、糖尿病でも歯周病は悪化します。さらに、唾液の分泌が少ない方や、妊娠時の方などは十分な注意が必要です。

【歯周病の一般的な自覚症状】
歯磨きすると歯茎から血が出る。
歯茎が赤黒くはれている。
歯がグラグラする。
口臭が気になる。
歯の根元が露出してきた。
歯肉からうみがでる。



2、歯周ポケットの診査(プロービング)

 歯周病の最初の検査は歯周ポケット検査です。プローブといって、目盛りのついたポケット測定器具を用い、歯周ポケットの深さを計測します。歯周ポケット検査は1歯につき6ヶ所測定します。プロービングを行うと炎症のある歯肉からは出血します。



歯周ポケットとは?
 
 
歯というのは、私達は直接見ることができる歯冠部、そして顎の骨に埋まっている歯根部から成っています。歯の根っこは顎の骨に埋まっていて、その周りを歯茎が覆っています。歯茎の方から、歯の根元の方に歯周靱帯という靱帯がくっついて、それが歯をしっかり支えています。この歯周靱帯は、歯根部に入り込んでいて、歯冠部には付きません。


 その為、歯肉の上部には、歯槽溝という溝があり、正常で2〜3mmの隙間が空いています。歯周病で歯茎に炎症が起こると、歯周靱帯が切れて、歯茎がはがれて、隙間が広がってくるのです。この病的な状態を歯周ポケットと呼びます。



3、レントゲンの診査
 
 歯を支えている歯槽骨の状態は主にレントゲン写真により診査します。歯周病の恐い点は、進行すると、歯槽骨(歯を支えている骨)の吸収を起こすことです。一度吸収してしまった歯槽骨は基本的には元の健康な状態には回復しないのです。そのことが歯周病の治療を困難にしています。元に戻らないといって放置しておくと、どんどん歯槽骨の吸収は進んでしまい、歯を失うことになってしまいます。歯槽骨の吸収が進まないようきちんした歯周病の治療が必要になります。



4、清掃状態の診査

 歯周病の原因であるプラーク(細菌の塊である歯の汚れ)が歯ブラシで正確に取り除かれているかどうかを診査します。歯周病は歯周病菌による感染症ですから、歯周病菌の塊であるプラークが歯ブラシで正確に取り除かれているかどうかということは非常に大切なことです。
歯ブラシの状態が良くないと歯周病は絶対に治りません。検査方法はプラーク(細菌の塊である歯の汚れ)が赤く染まる液をつけて磨き残しの状態をみます。歯周病の始まる部位の歯と歯肉の境をみます。1歯に対して前後左右の4ヶ所の状態を記録します。そして、プラークの付着している割合を計算します。最初の目標は20%以下です。 



5、口腔内写真

 
歯肉の状態など、口腔内の状態を正確に記録できます。適切な治療計画を立てたり、治療前後の効果を評価するのに重要です。正面、左右、上下、5〜6枚の写真を記録します。


6、噛み合わせの検査

 歯周病の進行している歯は少し浮いている状態で、噛む時に他の歯よりも先にあたり負担が大きくなる傾向があります。負担が大きいとさらに歯周病が進行し、悪循環になってしまいます。直接口の中で噛み合わせを診査したり上下の歯型をとって診査します。


検査結果の説明と治療方針

 検査により診断と治療計画を行い、1本1本の歯がどの様な状態にあるか、また将来その歯がどのようになるかを説明致します。具体的には下記の点を説明していきます。

1,歯周病かどうか(程度と部位)
2,どのような治療法があるのか
3,それぞれの治療法の長所・短所
4,その歯の将来は
5,どれくらい治療期間がかかるのか
6,治療費はどれぐらいかかるす。



歯周病は歯周病菌による感染症です。

診査・診断・治療計画が終了すると治療に入ります。歯周病の治療は口の中の歯周病菌を減少するように、そして歯周病菌が増加しにくい環境を作り出すことが大切です




1、歯磨きの指導

 
歯周病菌を減少させるのに最も効果的なのは正しい歯磨きです。正しいブラッシング法を身につけていかないと歯周病治療は成功しません。徹底的に歯垢を取り除いたり、クリーニングをしても歯周病菌の数はゼロにはできないのです。


 食事を取るたびに歯周病菌は増加します。つまり、どんな治療をしても、食事のたびに歯周病菌は増加しますので、歯磨きをして歯周病菌を減少させないと歯周病は治りません。歯ブラシは毎食後に行うようにして下さい。歯磨きが上手になると、歯茎の出血は一週間以内にほぼ無くなります。



2、スケーリング(歯石の除去)・ルートプレーニング

 
歯の歯石やプラークの除去と感染したセメント質(歯の根の表面)を除去し、骨沢な根面にすることです。 歯石は歯ブラシでは完全に除去することができませんので、超音波機器などで取り除く必要があります。


 診査・診断・治療計画が終了すると治療に入ります。歯周病の治療は口の中の歯周病菌を減少するように、そして歯周病菌が増加しにくい環境を作り出すことが大切です。



3、再評価

 最初に行った歯周ポケットの検査を再び行い、歯周ポケットが3mm以下になっていると歯肉の治療は終了です。



4、歯周外科処置

再評価で改善されていない部位は、歯周外科処置を行います。



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院長 福山寛己
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土曜・日曜も診療
TEL 03-5818-2990

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